インドで働く!暮らす!

2020年1月からインド日系企業現地採用。日本から初めての海外転職。          インド生活、結構楽しい♪

財布を失くす・・

金曜の夜、仕事終わりに「エネルギーチャージしよう!」ということで、同じ

オフィスメンバーで老舗ステーキ屋へ。

 

途中、同僚の家に寄り、物をお届け。

そしてレストランへ走らせた車の中で、、、

 

「あれ、、さっきまでヒザの上に乗せていた財布がない、ない、なーい。」

 

車を一旦止めて座席周りを探すも見当たらず。なぜ?どこで?

落とすとしたら、同僚の家に寄ったときしかない。

同僚へ電話、「道路見てみたけど、何も落ちてなかったよ」との回答。

 

とりあえず、戻ろう。

もうすでに目の前まで来ていたステーキ屋を通り過ぎ、同僚の家へUターン。

 

先にレストランに到着していた別のドライバーから慌てた声で電話がくる。

「Ma'am, I saw you now. Your direction is wrong! Come back, come back!」

道中で財布を失くしたことを説明し、戻ってくると言って彼は納得。

いつも見てくれていてありがとう。

 

同僚の家の前に再度到着。

同乗していた上司もドライバーも一緒になって車中、周辺道路を探してくれた。

近くにいた警備員にも聞いてくれた。

けど、それらしきものはなく・・

 

しょうがない。時間が経つだけだから、とりあえずステーキ食べよう。

一旦忘れてごはんを楽しもう。

 

レストランに着く前に、財布に入っていたデビットカードとクレジットカードを銀行アプリ上でブロック処理。

現金は1000-2000ルピーぐらいしか入ってなかったし、他重要なものはなし。

とりあえず今はこれで良しとしよう。

 

すぐに銀行に紛失届を申請しても良いんだけど、万が一すぐ見つかったときに届出済のカードは使えないし、Replacementの新カードは届くの時間かかるから、まずはブロックしてtransactionが出来ないようにしておけばOK!

 

当然不安といえば不安なんだけど、なんとなく翌日ぐらいに財布がどこからか出てくる気がして、さほどupset状態ではなかった自分。

一所懸命に探しているときほど見つからない、というのがこれまでの人生の経験値

あと代金支払いも電子マネーでできるから、生活上もさほど困らない。

 

老舗のステーキ屋さん、美味しかったー。

 

この日は、安部元首相の襲撃ニュース、出勤したら従業員の訃報が入り朝9時に会社で黙とう、そして私は財布を失くすという不穏な出来事が続き、

月回りが良くないともいう、こういうときは何をするにも気を付けた方が良い。

という会話をごはん食べながらした。

 

11時頃、家到着。

雨がしとしと降る中、メインゲートにロックがかかっていて開かない。

「え、11時っていつも開いている時間なのに、なんで?」

 

そして、オーナー家族が住んでいるGround Floorは真っ暗。

House Keeper一家の離れも真っ暗。

 

とりあえずオーナーに電話。・・・出ない。

私の隣部屋は明かりが付いていたので、そこの住人に電話。・・・出ない。

 

しとしと雨の中、立ちぼうけ。

「まじかー・・」

 

一緒にいたドライバーも心配してくれて、引き続きオーナーに電話。

 

「Hey」

出た。

 

その後すぐに出てきて開錠してくれた。

部屋に戻ると、友人からメッセージ。

「We will party, come!」

 

いやー、もうすでに遅い時間だし、普段開いている時間帯にメインゲートがロックされてたことも含めて、良くないことが起きる1日だったから、行かない方がいい気がするなぁ・・

 

適当に返信するも、来て来てメッセージが立て続けに。

以前も断っちゃったから、「行くか・・」

 

Olaタクシー呼んでゲートに向かったら、ドアが開かない。

再度オーナーに電話して、今度はマスターキーを預かった。

 

ドア開錠、さぁタクシーに乗り込む。

Ola ドライバー「なかなか来ないから、もうキャンセルしたよ」

私「え。あなたを再度予約するにはアプリでどうしたらいいの?」

Ola「もう一回呼んだら?」

アプリが別のドライバーをアサイン。

私「違う人来ちゃうよ」

Ola「キャンセルして。」

私「もう、アプリの値段で目的地行ってくれる?」

Ola「わかった」

ということで、アプリ上は315ルピーだったけど、財布失くして小さいお金を持ってないし、300ルピーで交渉して目的のビアバーまで行ってくれた。

 

着いた時間はバーの閉店時間AM1:00。

「After party is always there.」ということで、

お会計を済ませた友人と再会し、皆それぞれの手段で友人宅へ移動。

 

After PartyはAM5:30まで続いた。

 

翌日夕方出かけていたら、会社のOffice Boyから電話。

「Ma'amの財布、見つかったよ、失くしてたよね」

えぇぇぇ~ミラクル~!✨

 

拾った人が私の財布に入っていたMedical Cardで所属会社名を見て、会社に電話。

出勤していたoffice Boyがその人の連絡先情報を預かって、私にタイムリーに連絡くれた。

 

拾ってくれた人に早速電話。

とても丁寧に親切に応えてくれて、

「君の財布がある場所の位置情報送るから、そこに行って受け取ってね」とのこと。

電話の話者はお仕事中で別の場所にいるみたい。

 

電話を切った後、すぐwhatsappで位置情報と今預かってくれている人の電話番号が送られてきた。

外出先から車で30分のMedical Shop。

とりあえず行こう。

 

30分後、共有されたMedical Shopに到着。預かってくれている人に電話する。

「Hey! I'm coming in 2 mins.」

 

私の前に現れたのは、笑顔がすてきな若者。

「Can you tell me the color or what is like about your wallet, for security purpose?」

とハキハキした声で聞かれ、ピンクと白の花のデザインで・・と回答している途中で、

「これは君ので合ってる?」

とズボンのポケットから私の財布が登場。

「これですー、私のですー( ;∀;)」

 

「念のために財布の中身、全部確認してね。現金は少なくなってない?」

全部あります~、現金もまんまあります。本当にありがとう。

 

「ちなみに電話くれた人はどこで拾ってくれたか知ってる?」と聞いたら、

なんと「拾ったのは僕だよ」とのこと。

えー、そうだったのー!

 

どうやら同僚の家から200m位離れたあたりで拾ったとのこと。

 

そして、その彼はカード等に印字されている私の名前をFacebookInstagramで検索して、金曜夜にメッセージを送ってくれていたことも発覚。

気づかなくて、本当に申し訳ないっっ。

 

財布が何の被害もなく手元に戻ってきた嬉しさと感謝・感謝で胸いっぱいで、

ちゃんと言葉で伝えられたかわからない。

 

最後、念のためということで、私が財布を持っている姿を証拠写真としてスマホで撮影。

 

ちゃんとした御礼は後日改めてさせていただきます。

 

 

 

実は、インドでの財布/クレジットカード類の忘れ・紛失は、今回が3回目。

3回ともちゃんと手元に戻ってきた。

 

周りのみんなからは、「You're so lucky!」って言われてる。

インドに助けられてばかりなので、

これからはさらに気をつけるとともに、インドの皆さんへ恩返しもしていきたいと思います。

 

月回りは良かった。