財布を失くす・・
金曜の夜、仕事終わりに「エネルギーチャージしよう!」ということで、同じ
オフィスメンバーで老舗ステーキ屋へ。
途中、同僚の家に寄り、物をお届け。
そしてレストランへ走らせた車の中で、、、
「あれ、、さっきまでヒザの上に乗せていた財布がない、ない、なーい。」
車を一旦止めて座席周りを探すも見当たらず。なぜ?どこで?
落とすとしたら、同僚の家に寄ったときしかない。
同僚へ電話、「道路見てみたけど、何も落ちてなかったよ」との回答。
とりあえず、戻ろう。
もうすでに目の前まで来ていたステーキ屋を通り過ぎ、同僚の家へUターン。
先にレストランに到着していた別のドライバーから慌てた声で電話がくる。
「Ma'am, I saw you now. Your direction is wrong! Come back, come back!」
道中で財布を失くしたことを説明し、戻ってくると言って彼は納得。
いつも見てくれていてありがとう。
同僚の家の前に再度到着。
同乗していた上司もドライバーも一緒になって車中、周辺道路を探してくれた。
近くにいた警備員にも聞いてくれた。
けど、それらしきものはなく・・
しょうがない。時間が経つだけだから、とりあえずステーキ食べよう。
一旦忘れてごはんを楽しもう。
レストランに着く前に、財布に入っていたデビットカードとクレジットカードを銀行アプリ上でブロック処理。
現金は1000-2000ルピーぐらいしか入ってなかったし、他重要なものはなし。
とりあえず今はこれで良しとしよう。
すぐに銀行に紛失届を申請しても良いんだけど、万が一すぐ見つかったときに届出済のカードは使えないし、Replacementの新カードは届くの時間かかるから、まずはブロックしてtransactionが出来ないようにしておけばOK!
当然不安といえば不安なんだけど、なんとなく翌日ぐらいに財布がどこからか出てくる気がして、さほどupset状態ではなかった自分。
一所懸命に探しているときほど見つからない、というのがこれまでの人生の経験値。
あと代金支払いも電子マネーでできるから、生活上もさほど困らない。
老舗のステーキ屋さん、美味しかったー。
この日は、安部元首相の襲撃ニュース、出勤したら従業員の訃報が入り朝9時に会社で黙とう、そして私は財布を失くすという不穏な出来事が続き、
月回りが良くないともいう、こういうときは何をするにも気を付けた方が良い。
という会話をごはん食べながらした。
11時頃、家到着。
雨がしとしと降る中、メインゲートにロックがかかっていて開かない。
「え、11時っていつも開いている時間なのに、なんで?」
そして、オーナー家族が住んでいるGround Floorは真っ暗。
House Keeper一家の離れも真っ暗。
とりあえずオーナーに電話。・・・出ない。
私の隣部屋は明かりが付いていたので、そこの住人に電話。・・・出ない。
しとしと雨の中、立ちぼうけ。
「まじかー・・」
一緒にいたドライバーも心配してくれて、引き続きオーナーに電話。
「Hey」
出た。
その後すぐに出てきて開錠してくれた。
部屋に戻ると、友人からメッセージ。
「We will party, come!」
いやー、もうすでに遅い時間だし、普段開いている時間帯にメインゲートがロックされてたことも含めて、良くないことが起きる1日だったから、行かない方がいい気がするなぁ・・
適当に返信するも、来て来てメッセージが立て続けに。
以前も断っちゃったから、「行くか・・」
Olaタクシー呼んでゲートに向かったら、ドアが開かない。
再度オーナーに電話して、今度はマスターキーを預かった。
ドア開錠、さぁタクシーに乗り込む。
Ola ドライバー「なかなか来ないから、もうキャンセルしたよ」
私「え。あなたを再度予約するにはアプリでどうしたらいいの?」
Ola「もう一回呼んだら?」
アプリが別のドライバーをアサイン。
私「違う人来ちゃうよ」
Ola「キャンセルして。」
私「もう、アプリの値段で目的地行ってくれる?」
Ola「わかった」
ということで、アプリ上は315ルピーだったけど、財布失くして小さいお金を持ってないし、300ルピーで交渉して目的のビアバーまで行ってくれた。
着いた時間はバーの閉店時間AM1:00。
「After party is always there.」ということで、
お会計を済ませた友人と再会し、皆それぞれの手段で友人宅へ移動。
After PartyはAM5:30まで続いた。
翌日夕方出かけていたら、会社のOffice Boyから電話。
「Ma'amの財布、見つかったよ、失くしてたよね」
えぇぇぇ~ミラクル~!✨
拾った人が私の財布に入っていたMedical Cardで所属会社名を見て、会社に電話。
出勤していたoffice Boyがその人の連絡先情報を預かって、私にタイムリーに連絡くれた。
拾ってくれた人に早速電話。
とても丁寧に親切に応えてくれて、
「君の財布がある場所の位置情報送るから、そこに行って受け取ってね」とのこと。
電話の話者はお仕事中で別の場所にいるみたい。
電話を切った後、すぐwhatsappで位置情報と今預かってくれている人の電話番号が送られてきた。
外出先から車で30分のMedical Shop。
とりあえず行こう。
30分後、共有されたMedical Shopに到着。預かってくれている人に電話する。
「Hey! I'm coming in 2 mins.」
私の前に現れたのは、笑顔がすてきな若者。
「Can you tell me the color or what is like about your wallet, for security purpose?」
とハキハキした声で聞かれ、ピンクと白の花のデザインで・・と回答している途中で、
「これは君ので合ってる?」
とズボンのポケットから私の財布が登場。
「これですー、私のですー( ;∀;)」
「念のために財布の中身、全部確認してね。現金は少なくなってない?」
全部あります~、現金もまんまあります。本当にありがとう。
「ちなみに電話くれた人はどこで拾ってくれたか知ってる?」と聞いたら、
なんと「拾ったのは僕だよ」とのこと。
えー、そうだったのー!
どうやら同僚の家から200m位離れたあたりで拾ったとのこと。
そして、その彼はカード等に印字されている私の名前をFacebookとInstagramで検索して、金曜夜にメッセージを送ってくれていたことも発覚。
気づかなくて、本当に申し訳ないっっ。
財布が何の被害もなく手元に戻ってきた嬉しさと感謝・感謝で胸いっぱいで、
ちゃんと言葉で伝えられたかわからない。
最後、念のためということで、私が財布を持っている姿を証拠写真としてスマホで撮影。
ちゃんとした御礼は後日改めてさせていただきます。
実は、インドでの財布/クレジットカード類の忘れ・紛失は、今回が3回目。
3回ともちゃんと手元に戻ってきた。
周りのみんなからは、「You're so lucky!」って言われてる。
インドに助けられてばかりなので、
これからはさらに気をつけるとともに、インドの皆さんへ恩返しもしていきたいと思います。
月回りは良かった。